Life-diary

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1200年の歴史を感じる高野山参拝

 去る6月23~24日に、和歌山が誇る世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部である高野山金剛峰寺へ、3拠点の営業所のメンバー一同で、登嶺して参りました。

 

 高野山は、弘法大師・空海の、国家の安泰、世界の平和、また、修行者のために、人里離れた山奥に、真言密教の根本道場を建立する願いの中で実現しました。

 高野山金剛峰寺という名前が一般的に呼ばれていますが、金剛峯寺というお寺は無く高野山全体を境内とし、山域のいたるところに建つ117の塔頭寺院をまとめた名称となっています、みなさんはご存知でしたか?

 

(高野山金剛峰寺)

 

(奥之院)

 

 

(西禅院)

 さて、この度の1泊2日でお世話になったのは宿坊、松下幸之助翁のゆかりのお寺、高野山別格本山「西禅院」というお寺。

 宿房というのは、主に仏教寺院や神社などで僧侶や氏子、講、参拝者のために作られた宿泊施設です。本来は僧侶や参拝者のみに特化した宿泊施設だったのですが、現在では一般観光客も積極的に受け入れる施設も増加しているとのことでした。

 

 こちらの宿坊では、本格的な精進料理の夕食の後、ご住職自ら、壇上伽藍をご案内いただきました。

(壇上伽藍)


 翌朝7時の朝勤行から精進料理の朝食、写経といった体験に参加させていただきました。大切な仲間の追善供養でもあった束の間の現世離れ、心洗われるひとときとなりました。