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プロによる「かとう夢授業2023plus」第1回 青山学院大学 駅伝部監督 原 晋 さん

 当社の地方創生応援税制を活用したプロジェクト「プロによる『かとう夢授業2023plus』」の第1回目が2023年9月22日加東市立東条学園小中学校で開催され、青山学院大学駅伝部監督の原晋さんがご登壇くださいました。

 

 万雷の拍手で迎えられた原監督の演題は「なぜ青学大は駅伝が強くなったのか」。


 チームビルディングやポジティブマインドのつくり方、フィードバックならぬフィードフォワードへの意識改革といった子どもたちには大変難しいと思われる内容に、姿勢を崩さず聞き入る姿に、聴講させていただいた大人たちの方が圧倒される時間でした。

 

 

 原監督は、対象だった児童生徒たち5年生から9年生を相手に、文字どおり子ども扱いせず話切られました。

 

 講演後の質疑応答には、「監督のお給料はいくら?」など、なんとも微笑ましいものも出ましたが、「控えにまわった選手にどんな言葉をかけるのか」「モチベーションの維持の仕方はどうすればいいのか」など、どうやら運動部所属の生徒たちらしい質問もたくさんありました。

 

 謝辞を述べた生徒の秀逸な言葉選びに一同感動。花束贈呈された原監督は、またもや拍手が鳴り響くなか、表情を緩めながら会場をあとにされました。

 

 最後に先生が仰った「迷ったら楽な方へ行け!」というメッセージの本質に、児童生徒たちの理解が及ぶ日はまだ先かもしれません。楽しいことを歩む道にすることは、結構な知恵や工夫がいるのです。ほんと深いなぁというのが、大人の感想でした。

 

 「かとう夢授業2023plus」、私たち大人にも大いに学ぶところ多しです。第2回目は10月20日、卓球の水谷隼選手がご来市されます。数日後、地元神戸新聞にも掲載されました。

 

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